——プロが体感した“動ける身体”の作り方——
昔は「身体が大きい=強い」と思っていた。 筋肉を増やせばパワーが上がる。 そう信じて、ひたすら筋肥大を目指していた。
でも、実際にプレーしていると違和感があった。 筋肉は増えているのに、動きが重い。 スピードが落ちて、パワーも思ったほど出ない。
そんなとき、細いのに異常に強い選手を見て衝撃を受けた。 「なんであんなに速くて強いんや?」 疑問に思って調べたり、プロのトレーナーに聞いたりした。
そこで分かったのは、 パワーは筋肉の量ではなく“スピード”から生まれるということだった。
■ パワーは“筋力 × スピード”で決まる
筋肥大だけを追いかけても、動きが遅くなればパワーは出ない。 逆に、筋肉がそこまで大きくなくても、 速く動ける選手は強い。
この原理を理解してから、僕のトレーニングは大きく変わった。
■ 実際に取り入れた“瞬発系トレーニング”
筋肉を増やすより、筋肉を使える状態にすることを優先した。
やったのはシンプルで、でも効果が大きかった。
● 低重量ベンチプレス(スピード重視)
→ 重さより「どれだけ速く押せるか」
● 低重量スクワット(スピード重視)
→ 速く立ち上がる意識で爆発力を鍛える
● スピード懸垂
→ 引くスピードを最大化して背中の瞬発力を上げる
● バンドトレーニング
→ 押す・引く動作を加速させるための抵抗トレ
● スレッド引き
→ 地面を蹴る力と加速の質が一気に上がる
これらを続けるうちに、 身体が軽くなり、スピードもパワーも上がった。
■ クレアチンで“瞬発力”が底上げされた
瞬発系の動きはエネルギー消費が激しい。 そこでクレアチンを取り入れたら、効果がはっきり出た。
- ベンチプレス・スクワットの重量が伸びた
- 爆発的な動きの持続力が上がった
- 最大スピードがGPSで0.3m/sアップ
数字で見えると、身体の変化がリアルに分かる。
■ 脂肪をカットしたら“キレ”が上がり、パワーも増えた
昔は「体が大きいほうが強い」と思っていた。 でも、脂肪を落としたら動きが変わった。
キレが上がり、むしろパワーも増した。
やったことはシンプル。
- 甘味系・ジュースをやめる
- 油を控える
- 夜の糖質を控えめにする
- MCTオイルを積極的に使う
脂肪を減らすことで、筋肉の出力がダイレクトに伝わるようになった。 “軽くて強い身体”は、脂肪を削って初めて手に入る。
■ 筋肥大より“動ける身体”を作る理由
筋肉を増やすことは悪くない。 でも、目的が「動ける身体」なら、 筋肥大だけでは足りない。
- スピードを意識したトレーニング
- クレアチンで瞬発力を底上げ
- 脂肪をカットしてキレを出す
この3つを組み合わせることで、 筋肉が“使える状態”になる。
筋肉を増やすより、動きを磨くことが強さにつながる。 これが、プロとして身体と向き合って辿り着いた答え。

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