練習が休みの日や試合の翌日、そして練習の合間。 体を動かしながら疲労を抜くために、僕はよくアクティブレストとしてLSD(ロング・スロー・ディスタンス)を取り入れている。
「疲れている日に走るなんて逆効果じゃない?」 そう思う人も多いけれど、実はその逆。 正しい強度で行うLSDは、疲労を抜きながらコンディションを整える最強のリカバリー方法だった。
1. アクティブレスト(LSD)とは?
LSDは“ゆっくり長く走る”シンプルなトレーニング。 目的は追い込むことではなく、疲労を抜きながら血流を促すこと。
プロの現場でも、
- 練習後
- 試合の翌日
- 練習の中日 に取り入れることが多い。
「動く休養」として、長くプレーするために欠かせない習慣だった。
2. 強度と時間の目安
LSDは“楽に会話できる強度”が基本。 息が上がらないペースで走ることが大事。
● 時間の目安
- 30分〜2時間以内
- その日の体調と相談して決める
- 疲れている日は短めでOK
● 心拍の目安
- 120〜140 bpm₍会話できるくらい)
- 心拍計があると管理しやすい
「頑張らないこと」が最大のポイント。
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3. LSDのメリット
LSDは一見“疲れそう”に見えるけれど、実際は逆。 正しい強度で行うと、夜や翌日が驚くほど楽になる。
具体的には──
- 血流が良くなり疲労物質が抜けやすくなる
- 筋肉が固まりにくくなる
- 心肺に軽い刺激が入る
- メンタル的にもリフレッシュできる
「疲れているからこそ動く」 これがアクティブレストの本質だった。
4. やってはいけないこと
LSDは“リカバリー”なので、追い込む必要はない。 むしろ追い込むと逆効果になる。
● スピードを上げすぎる
→ 心拍が上がりすぎると疲労が増える
● 息が切れるほど走る
→ それはもうトレーニング
● 無理して走り続ける
→ しんどかったら歩きを混ぜるのが正解
LSDは「楽に動く」が絶対ルール。
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5. プロが実際にやっているアクティブレスト
僕らプロ選手は、練習後に芝生でスパイクを脱いで裸足でLSDをすることが多い。 地面の感覚を感じながらゆっくり走ることで、足裏のリセットにもなる。
また、走るだけがアクティブレストではない。
● プールで歩く
水の浮力で負荷が抜けるから、疲労が強い日でも動ける。 関節に優しく、ケガ明けにも最適。
● 芝生での軽いジョグ
衝撃が少なく、足に優しい。
● 自転車で軽く回す
脚を使いながら心拍を上げすぎない。
その日の疲労度に合わせて、動き方を変えるのがプロのやり方。
6. LSDの後は軽くストレッチ
走り終わったら、
- 股関節
- ハムストリングス
- ふくらはぎ
- 足裏 を中心に軽くストレッチ。
強度を上げず、ゆっくり伸ばすだけで十分。 これで翌日の体の軽さがさらに変わる。
7. まとめ|“動く休養”が長くプレーする体を作る
アクティブレスト(LSD)は、 疲労を抜きながらコンディションを整えるための最強のリカバリー方法。
- 会話できる強度
- 30分〜2時間
- 心拍120〜140
- しんどい日は歩きもOK
- プールや芝生での軽い運動も効果的
ケガを防ぎ、長くプレーするためには、 こうした“動的レスト”が欠かせない。
疲れている日こそ、ゆっくり動く。 それが翌日のパフォーマンスを大きく変えてくれる。
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