Onのシューズが気になっていても、最後まで迷いやすいのがサイズ選びだ。
同じOnでも、ランニング用のCloudmonster 3 Wide、普段履き用のCloudmonster Void、仕事用のCloud 6 Waterproofでは、足を入れた瞬間の幅やフィット感がかなり違う。
私は体重90kg前後で足幅も広い。現在はこの3足をすべて27cmで履き、ランニング・買い物や旅行・仕事と用途を分けて使っている。
先に結論を言うと、3足とも同じ27cmで問題なく履けているが、幅の余裕は同じではない。
幅広の私が最も安心して履けるのはCloudmonster 3 Wide。柔らかく包まれる感覚があるのはCloudmonster Void。最も足に密着し、硬めの反発を感じるのはCloud 6 Waterproofだった。

この記事では、公式スペックを並べるだけではなく、3足を実際に使っている私が、つま先・横幅・甲・かかとのフィット感を比較する。Onをネットで買う前に「いつものサイズでいいのか」「幅広なら何cm上げるべきか」と迷っている人に、判断材料として使ってほしい。
※サイズ感は足長だけでなく、足幅・甲の高さ・靴下・インソールでも変わる。この記事は私個人の使用体験であり、同じサイズのすべての人に同じフィットを保証するものではない。可能なら購入前の試着をおすすめする。
結論|同じ27cmでもサイズ感はこれだけ違う
| 比較項目 | Cloudmonster 3 Wide | Cloudmonster Void | Cloud 6 Waterproof |
|---|---|---|---|
| 私のサイズ | 27cm・Wide | 27cm・通常幅 | 27cm・通常幅 |
| 横幅の余裕 | 3足で最も広い | 標準的だがアッパーがなじみやすい | 3足で最も密着感が強い |
| つま先 | 余裕を感じやすい | 窮屈さなし | 大きな余りはない |
| 甲・履き口 | 紐で調整しやすい | 包まれる感覚 | 履き口は広いが足全体はしっかり固定 |
| かかと | ランニングでも安定 | 柔らかく収まりがいい | 密着感とサポートが強い |
| 履き心地 | 雲の上+強い反発 | ふわっふわ | 硬め+強い反発 |
| 主な用途 | ランニング | 普段履き・旅行 | 仕事・通勤・雨の日 |
「3足とも27cmなら、どれを買っても同じ」と考えるのはおすすめしない。
Cloudmonster 3はWideモデルなので、着地で足が広がっても横が当たりにくい。Voidは通常幅だが、メッシュアッパーと柔らかい履き心地で圧迫感を感じにくい。Cloud 6 Waterproofは防水アッパーとスピードシューレースで足全体をしっかり固定するため、3足の中では最もタイトに感じる。
私と同じ幅広でも、モデルによって「Wideを選ぶ」「いつものサイズを試す」「0.5cm上も履き比べる」と考え方を変えた方が失敗しにくい。
比較した私の足と使用条件
- 体重:約90kg
- 足型:幅広
- 3足のサイズ:すべて27cm
- Cloudmonster 3:Wideモデル、約4か月・約500km使用
- Cloudmonster Void:通常幅、約4か月・週3回使用
- Cloud 6 Waterproof:通常幅、約4か月・週1回使用
- VoidとCloud 6:ニューバランス LAM35689インソールも使用
私はグラウンドではスパイクを履くが、ロードランニング、休日、仕事ではこの3足を使い分けている。短時間の試着だけではなく、Cloudmonster 3では約500km走り、Voidでは一日に5km以上歩き、Cloud 6では最長10時間履いた。そのうえでの比較だ。
3足の用途の違いを先に知りたい人へ
Onシューズおすすめ3選|ランニング・普段履き・仕事で使い分け
Cloudmonster 3 Wideのサイズ感|幅広なら最も安心

3足の中で、幅広の私が最も迷わず選べるのはCloudmonster 3 Wideだ。
27cmのWideを選び、つま先・小指側・甲のどこにも強い圧迫を感じていない。それでいて、走っている最中に靴の中で足が動く感覚もなく、かかとも安定している。
On公式でも「さまざまな足の形に対応するワイド設計」と案内されている。私の場合は、サイズを上げて幅を逃がすのではなく、普段選ぶ27cmのままWideを選んだことが合っていた。
ランニングでは着地のたびに足が前後左右へ動く。大きすぎるサイズを選ぶと、足が靴の中でずれて爪やかかとに負担が出る可能性がある。足幅が広い人は、最初から0.5〜1cm上げる前に、同じ足長のWideを試してほしい。
約500km走った詳しい使用感はこちら
Cloudmonster 3 Wideを体重90kgのプロがレビュー
Cloudmonster Voidのサイズ感|通常幅でも柔らかく包まれる

Cloudmonster Voidは通常幅の27cmを履いている。Wideではないが、私の足では小指側や甲に痛みが出たことはない。
履いた瞬間の感想は「ふわっふわ」。Cloudmonsterの大きなCloudパーツに加え、立体的なメッシュアッパーが足を柔らかく包む。Cloudmonster 3 Wideほど横方向の空間が広いわけではないが、素材が硬く当たる感覚が少ないため、長く歩いても窮屈さを感じにくかった。
私は買い物や旅行で5km以上歩く日にも使っている。Voidは3足の中で一番気に入っており、正直、これを買ってから他の普段履きスニーカーを選ぶ回数が減った。
ただし、幅広・甲高で試着時に横が強く当たる人は、27.5cmも履き比べた方がいい。サイズを上げる場合は、歩いたときにかかとが浮かないかも必ず確認したい。
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Cloudmonster Voidを4か月履いた詳しいレビュー
Cloud 6 Waterproofのサイズ感|3足で最もフィットが強い

Cloud 6 Waterproofも通常幅の27cmを履いている。3足の中では最も足に密着し、フィット感が強い。
公式では幅広の履き口と新しいインソールによるスムーズな足入れが案内されている。実際、履き口は広く、ゴム製のスピードシューレースなので脱ぎ履きはかなり楽だ。一方で、防水メンブレンを使ったアッパーはVoidのメッシュより伸びを感じにくく、履いた後は足全体がしっかり固定される。
私は27cmで10時間履いても痛みは出ていない。ただ、試着した時点で小指側や甲に強い圧迫を感じるなら、我慢して履き続けるのではなく0.5cm上も比較してほしい。
Cloud 6は「幅広の履き口」と「靴の横幅が広い」が同じ意味ではない。足は入れやすいが、履いた後のホールドはしっかりしている。この違いを知らずにネットだけで選ぶと、「思ったよりきつい」と感じる可能性がある。
仕事で10時間履いた結果はこちら
Cloud 6 Waterproofを4か月使った詳しいレビュー
幅広の人は0.5〜1cmサイズアップするべき?
私の答えは、幅広だからという理由だけで、最初からサイズアップを決めない方がいいだ。
- まず普段のサイズを履く
- 同じサイズのWideモデルがあれば比較する
- 横や甲だけが強く当たる場合に0.5cm上を試す
- サイズを上げたら、つま先の余りとかかとの浮きを確認する
Cloudmonster 3のようにWideが用意されているモデルなら、足長を変えずに横幅へ余裕を持たせられる。私も27cmのままWideを選び、走行中の安定感を失わずに履けている。
VoidとCloud 6 Waterproofは通常幅を履いているため、足型によっては0.5〜1cm上が候補になる。ただし、サイズアップは横幅だけでなく靴全体を長くする。かかとが浮いたり、足が前へ滑ったりするなら、別サイズや別モデルを選んだ方がいい。
試着で必ず確認したい5つのポイント
1.つま先に指1本分を目安とした余裕があるか
立った状態で、指が曲がったり先端へ強く当たったりしないかを確認する。ランニング用は下りや着地で足が前へ動くため、座ったまま判断しない方がいい。
2.小指側と親指の付け根が当たらないか
幅広の人が最も確認したい場所だ。立って体重をかけ、数分歩いても横から押される感覚がないかを見る。
3.甲に圧迫やしびれが出ないか
紐を緩めれば調整できる場合もあるが、アッパー自体が強く当たるならサイズやモデルを変える。特にCloud 6 Waterproofは、私の体感ではVoidよりフィットが強い。
4.歩いたときにかかとが浮かないか
横幅だけを理由にサイズを上げると、かかとが浮きやすくなる。店内を歩き、可能なら少し速足でも確認したい。
5.実際に使う靴下とインソールで合うか
薄い仕事用ソックスと厚手のランニングソックスでは、同じ靴でもフィットが変わる。インソールを交換する予定なら、その厚みまで含めて試したい。
LAM35689インソールを入れるとサイズ感は変わる
私はCloudmonster VoidとCloud 6 Waterproofに、ニューバランスのサポーティブリバウンドインソール「LAM35689」を入れている。atmosの店員さんに教えてもらった組み合わせだ。
私の場合は、かかと周りの安定感と反発をさらに感じやすくなった。一方で、純正インソールより厚みが変われば、足が上へ持ち上がって甲が窮屈になることもある。
靴単体でぴったりすぎるサイズを選び、後から厚いインソールを入れるとフィットが変わる。最初から交換を考えている人は、店舗へインソールを持参するか、購入する靴と同時に試してほしい。
目的別|私ならこのモデルを選ぶ
幅広でランニングしたいならCloudmonster 3 Wide
アスファルトを走ると足裏や膝が気になる人、体重が重く着地の衝撃が不安な人、横幅に余裕のあるランニングシューズを探している人には、この3足で最もすすめやすい。
休日に長く歩くならCloudmonster Void
買い物、旅行、飲み会など、ラフな服装で一日歩くならVoidを選ぶ。見た目とクッション性を同時に求める人に合う。私自身、最も使用場面が多い一足だ。
仕事・通勤・雨の日ならCloud 6 Waterproof
スラックスに合う黒い靴が欲しい人、営業で歩き回る人、電車で長く立つ人にはCloud 6 Waterproof。柔らかさより、密着感・反発・安定感を求める人に向いている。
Onのサイズ感に関するよくある質問
Onは普段のスニーカーと同じサイズでいい?
私は3足とも普段選ぶ27cmで履いている。ただし、Cloudmonster 3はWide、VoidとCloud 6 Waterproofは通常幅だ。同じサイズ表記でもフィットは違うため、モデルごとに試着した方がいい。
Cloudmonster 3の通常モデルとWideはどちらがいい?
足幅が標準で横に余りが出る人は通常モデル、通常幅で小指側や甲に圧迫が出る人はWideが候補になる。私は幅広なので27cm Wideがぴったりだった。
Cloudmonster Voidは幅広でも履ける?
幅広の私は通常幅27cmで問題なく履けている。メッシュアッパーが柔らかく、長く歩いても強い圧迫を感じていない。ただし足型には個人差があるため、横が当たる場合は0.5cm上も比較してほしい。
Cloud 6 Waterproofはきつい?
3足を比べると、私はCloud 6 Waterproofが最もタイトに感じる。履き口は広く脱ぎ履きしやすいが、防水アッパーとスピードシューレースで足全体の固定感は強い。試着では小指側と甲を重点的に確認したい。
ネットで買うなら何を基準に選ぶ?
現在履いている靴のサイズだけでなく、足長・足幅・甲の高さを測る。返品・交換条件も購入前に確認したい。On公式は未使用品について購入後30日以内の返品案内があるが、販売店ごとに条件は異なる。
まとめ|サイズ表記より、モデルごとのフィットを見る
私はCloudmonster 3 Wide、Cloudmonster Void、Cloud 6 Waterproofを、すべて27cmで履いている。
- 横幅の安心感:Cloudmonster 3 Wide
- 柔らかく包まれる履き心地:Cloudmonster Void
- 密着感と安定感:Cloud 6 Waterproof
サイズは同じでも、3足の感覚ははっきり違う。幅広の人が失敗を減らすには、数字だけで判断せず、どこで使うかと、横幅・甲・かかとのフィットを一緒に考えることが大切だ。
ランニングならCloudmonster 3 Wide。休日や旅行ならVoid。仕事や雨の日ならCloud 6 Waterproof。まず用途を決め、そのモデルで普段のサイズと前後0.5cmを履き比べてほしい。
私にとってOnは、足が疲れるから外へ出たくないという感覚を減らし、走ることも歩くことも楽しくしてくれた。この記事が、自分の足に合う一足を選ぶ助けになれば嬉しい。

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