On Cloudmonster 3 Wideを体重90kgのプロが500kmレビュー|足裏・膝の痛みはどうなった?

体重90kgのプロが履く紫色のOn Cloudmonster 3 Wide

僕は普段、グラウンドではスパイクを履いて走っている。

だから正直、ランニングシューズにはそこまでこだわってこなかった。

ただ、オフシーズンになるとアスファルトを走る機会が増える。

そこでずっと悩んでいたのが、足裏と膝の痛みだった。

以前使っていたのは、「Nike Zoom Fly 5(DM8968-401」だ。

Zoom Fly 5も厚底のランニングシューズだが、僕の場合は30分ほど走ると足裏が熱くなり、そこから痛みに変わっていった。膝にも負担を感じて、思うように強度を上げられない日もあった。

以前使用していた青色のNike Zoom Fly 5
以前ロードで使用していたNike Zoom Fly 5。

「芝生よりアスファルトの方が硬いから仕方ない」

そう思って、半分諦めていた。

その感覚を大きく変えたのが、Onの「Cloudmonster 3 Wide」だった。

初めて履いた瞬間、本当に雲の上を歩いているように感じた。

4か月で約500km。ジョギング、LSD、ウォーキングまで、アスファルトで動く日はほぼこの一足を使っている。

結論から言うと、僕の場合は以前感じていた足裏の熱さや痛みが出なくなり、膝も気にならなくなった。

何より大きかったのは、アスファルトを走ることが苦痛ではなくなり、走ること自体が楽しくなったことだ。

この記事では、体重90kg・幅広の僕がCloudmonster 3 Wideを約500km使って感じたことを、良かった点だけでなく価格やサイズ感まで正直にまとめる。

※この記事は個人の使用体験をまとめたものです。シューズによる感じ方や身体への負担は、体格・足型・走り方・既往歴などで異なります。痛みが続く場合は、運動を中止して医療機関などの専門家へ相談してください。

目次

先に結論|体重90kgの僕には過去最高のランニングシューズだった

Cloudmonster 3 Wideを使った僕の評価は、かなり高い。

評価項目僕の評価
クッション性120点
反発力120点
軽さ120点
安定感不安なし
幅広足との相性27cmワイドでぴったり
足裏・膝の負担感以前のような痛みを感じなくなった
気になる点価格が少し高い

レビュー条件は以下の通り。

  • 体重:約90kg
  • サイズ:27cm
  • モデル:Cloudmonster 3 Wide
  • カラー:パープル(Twilight/White)
  • 使用期間:約4か月
  • 推定走行距離:約500km
  • 使用目的:ジョギング、LSD、ウォーキングなど
  • 購入場所:スーパースポーツゼビオ

これまで何足もシューズを履いてきたが、クッション性・反発力・軽さをここまで同時に感じた靴はなかった。

価格だけを見れば安くはない。

それでも、走るたびに足裏や膝が気になっていた僕にとっては、運動を続けやすくしてくれた価値の大きい一足だった。

スポーツゼビオでOn cloudmonster3を見る

なぜ僕はアスファルトを走るのが苦痛だったのか

競技中は芝生のグラウンドをスパイクで走ることが多い。

芝生はアスファルトよりも柔らかく、普段はシューズのクッション性を深く考える機会が少なかった。

しかし、オフシーズンは持久力を落とさないためにロードを走ることがある。

問題は、身体が大きい分、着地のたびに受ける感覚も大きかったことだ。

以前は30分ほど走ると、最初に足裏が熱くなる。

そのまま走り続けると痛みに変わり、次第に膝も気になってくる。

心肺的にはまだ動けるのに、足裏や膝が気になって強度を上げられない。

走力を高めるためのトレーニングなのに、走ること自体がストレスになっていた。

当時は「アスファルトだから仕方ない」「体重が90kgあるから仕方ない」と考えていた。

今振り返ると、路面だけでなく、自分の体格や足型に合ったシューズを選べていなかったことも大きかったと思う。

Nike Zoom Fly 5と比べて感じた違い

以前履いていたNike Zoom Fly 5とCloudmonster 3 Wideを横から見ると、どちらもソールに厚みがある。

ただ、Cloudmonster 3 Wideは、空洞のあるCloudTec®が重なったソール構造が目で見ても分かりやすい。

Nike Zoom Fly 5の側面と厚底ソール
Nike Zoom Fly 5
On Cloudmonster 3 Wideの側面と厚いCloudTecソール
On Cloudmonster 3 Wide

実際に使った2足を横から比較。Cloudmonster 3 Wideは、空洞のある厚いCloudTec®ソールが特徴的だ。

実際に履き比べて、僕が一番違いを感じたのは着地したときの感覚だった。

Zoom Fly 5では、アスファルトを30分ほど走ると足裏に熱さと痛みを感じることがあった。一方、Cloudmonster 3 Wideでは、約500km使った現在まで、僕の場合は同じ感覚が出ていない。

さらにCloudmonster 3 Wideは、クッションが柔らかいだけではなく、着地後に押し返されるような反発も感じる。体重90kgの僕が使っても沈み込みすぎず、膝の不安を感じずに走れた。

これは「NikeのシューズよりOnの方が優れている」という話ではない。

Zoom Fly 5とCloudmonster 3 Wideは設計や合う走り方も異なるし、足型や体格によって感じ方は変わる。あくまで、同じ僕が同じアスファルトを走ったときに、Cloudmonster 3 Wideの方が今の体格と足幅に合っていたという実体験だ。

Cloudmonster 3 Wideを履いた瞬間、感覚が変わった

ゼビオでCloudmonster 3 Wideを履いたときの第一印象は、今でも覚えている。

文字どおり、雲の上を歩いているような感覚だった。

ただ柔らかいだけではない。

着地したあとに沈み込んで終わるのではなく、次の一歩へ押し返してくれる感覚がある。

僕が感じたのは、次の3つだった。

  1. 足裏に伝わる衝撃が柔らかい
  2. 沈み込みすぎず、前へ進みやすい
  3. 見た目の厚さから想像するより軽く感じる

On公式によると、Cloudmonster 3 Wideには3層構造のCloudTec®、Helion™フォーム、推進力を生み出すSpeedboard®、前方へのローリングを助けるロッカー形状が採用されている。

難しい構造を知らずに履いても、「着地が楽で、次の一歩が自然に出る」という感覚はすぐに分かった。

約500km走って感じた5つの良さ

1.足裏が熱くなって痛む感覚が出なくなった

僕にとって最も大きかった変化がこれだ。

以前のシューズでは、アスファルトを30分ほど走ると足裏が熱くなり、痛みに変わっていた。

Cloudmonster 3 Wideに替えてからは、僕の場合、その感覚が来なくなった。

距離を伸ばすときも、「また足裏が痛くなるかもしれない」と考えずに走れる。

シューズを気にせずトレーニングに集中できることは、想像していた以上に大きかった。

2.膝が気にならず、強度を上げやすくなった

足裏と同じように、以前は膝にも負担を感じることがあった。

Cloudmonster 3 Wideを履いてからは、僕の場合、走っている途中で膝が痛いと感じることがなくなった。

もちろん、すべての人の膝の痛みがシューズだけで変わるとは言えない。

それでも、僕自身は足元のクッションと反発が変わったことで、アスファルトでも走る強度を上げやすくなった。

3.体重90kgでも沈み込みすぎず、安定している

柔らかい厚底シューズは、体重をかけたときに沈みすぎたり、左右に不安定になったりするイメージがあった。

Cloudmonster 3 Wideでは、今のところその不安は全くない。

着地は柔らかいが、足元がぐらつく感覚はなく、反発を使って次の一歩へ進める。

大柄な人にとって、「柔らかさ」と「安定感」が同時にあることはかなり重要だと思う。

4.ジョギングからLSD、ウォーキングまで一足で使える

この4か月、ロードで動く日はほぼCloudmonster 3 Wideを選んできた。

ゆっくりしたウォーキング、ジョギング、長く走るLSDまで、全部この一足だ。

競技者にとっては、ハードな練習の間に行う軽いランにも使いやすい。

運動を始めたばかりの人なら、ウォーキングから少しずつランニングへ移行するときも使いやすいと思う。

アクティブレスト(LSD)のすすめ|疲れを残さない走り方

5.走ることそのものが楽しくなった

性能以上に伝えたいのが、この変化だ。

以前は、アスファルトを走ることが苦痛だった。

足裏や膝が気になり、「今日はどこまで痛くならずに走れるか」と考えていた。

今は違う。

シューズを履いて外へ出ることが楽しみになり、自然と走る距離も増えた。

ダイエットや健康づくりでは、続けられることが何より大切だ。

身体への不安を減らし、運動を楽しいと思わせてくれる道具には、数字だけでは測れない価値がある。

雨の日も気にせずランニングしたい方はこちら👇

Cloudmonster 3 Wideのサイズ感|幅広の僕は27cmでぴったり

僕自身、足幅が広い。

通常モデルでは横が窮屈に感じることもあるため、今回は27cmのワイドモデルを選んだ。

結果はぴったりだった。

27cmワイドのOn Cloudmonster 3 Wideを実際に履いた様子
足幅が広い僕は27cmのワイドモデルを選択。窮屈さがなく、足が靴の中で動く感覚もなかった。

On公式でもワイド設計として案内されており、ゼビオでは4E相当と表記されている。

幅広だからといって靴の中で足が動く感覚はなく、窮屈さもない。

ただし、同じ足のサイズでも、足幅・甲の高さ・靴下の厚さでフィット感は変わる。

価格も安くないため、可能なら店舗で通常モデルとワイドモデルを履き比べるのがおすすめだ。

気になる点は価格だけ

正直、使用感に関する大きな欠点は今のところない。

あえて挙げるなら、税込24,200円という価格だ。

初めてランニングを始める人にとって、2万円を超えるシューズは簡単に決められる金額ではないと思う。

僕も安いとは思わない。

ただ、4か月で約500km使い、足裏や膝を気にせず走れるようになったことを考えると、個人的には買って後悔していない。

価格だけでなく、「週に何回使うか」「今のシューズで身体に不安を感じていないか」「運動を続けるきっかけになるか」まで含めて考えると判断しやすい。

Cloudmonster 3 Wideをおすすめしたい人

僕が特におすすめしたいのは、次のような人だ。

  • 体重90kg前後、またはそれ以上ある大柄な人
  • 足幅が広く、通常モデルが窮屈に感じる人
  • アスファルトを走ると足裏や膝が気になる人
  • 学生や競技者で、オフシーズンにロードを走る人
  • これからランニングへ本気で取り組みたい人
  • ダイエットのためにウォーキングやランニングを始める人
  • 運動習慣が少なく、足への負担が不安な人
  • 年齢を重ね、快適に歩いたり走ったりできる靴を探している人

特に、運動経験が少ない人ほど「安い靴で十分」と考えやすい。

しかし、身体がまだ運動に慣れていない時期こそ、足元の快適さは続けやすさに直結する。

無理に走る必要はない。

最初はウォーキングから始め、身体の状態を見ながら少しずつ時間や距離を増やしてほしい。

購入前によくある疑問

体重90kg以上でも使える?

僕は約90kgで、4か月・約500km使用している。今のところ、沈み込みすぎる感覚や不安定さは感じていない。

ただし、体重だけで適性が決まるわけではないため、店舗で試着して歩き方や足型との相性を確認してほしい。

初心者やウォーキング目的でも使える?

僕はウォーキングにも使っている。クッション性があり、歩いているときも快適だ。

本格的なランナーだけでなく、ダイエットや運動習慣づくりから始める人にも選択肢になると思う。

足裏や膝の痛みは必ずなくなる?

必ずなくなるとは言えない。

僕の場合は以前感じていた足裏の熱さや痛み、膝の違和感が出なくなったが、痛みの原因は人によって異なる。

痛みが強い場合や長く続く場合は、シューズだけで解決しようとせず、医療機関などへ相談してほしい。

通常モデルとワイドはどちらがいい?

僕は幅広なのでワイドを選び、27cmでぴったりだった。

足幅が標準的な人は通常モデルも候補になる。できれば両方を履き比べて決めるのがおすすめだ。

まとめ|僕にとって、アスファルトを走る世界を変えた一足

僕はずっと、アスファルトを走れば足裏や膝が痛くなるのは仕方ないと思っていた。

体重が90kgあることも理由の一つだと考え、強度を上げられない日があっても諦めていた。

Cloudmonster 3 Wideに出会って、その考えが変わった。

履いた瞬間は雲の上を歩いているように感じ、実際に約500km走った今も、クッション性・反発力・軽さへの評価は変わっていない。

僕の場合、以前のように足裏や膝を気にすることがなくなり、何より走ることが楽しくなった。

アスリートや学生だけでなく、大柄な人、ダイエットを始めたい人、運動習慣が少ない人、ウォーキングから始めたい人にも一度試してほしい。

少し価格は高い。

それでも、「走るのがつらい」から「また走りたい」に変わるなら、その価値は十分にあると思っている。

ゼビオでCloudmonster 3の仕様を見る

合わせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ryoのアバター ryo athlete

現役アスリート。プロ生活8年間の経験を基に、本当に効果のあるトレーニングや健康知識、リカバリーや気持ちのいい日常生活の送り方まで発信していきます。
よろしくお願いいたします。

コメント

コメントする

目次