体格が大きい人ほど、枕は「人気があるか」だけで選ばない方がいい。
私も以前は、一般的な低反発枕を使っていた。だが、枕が低く、頭を乗せるとさらに沈む。仰向けでは首まわりが落ち着かず、寝返りを打って横向きになると肩幅の分だけ頭が下がる感覚があった。
夜中に目が覚めることもあり、「枕はどれも同じではない」と考えるようになった。
そこで選んだのが、ヒツジのいらない枕―極柔―。体重90kg前後の私が11cm側を使い、約2年間寝てきた。
この記事では商品を褒めるだけではなく、大柄な人が枕を選ぶときに確認したい高さ・沈み込み・横幅・通気性を、私の失敗と実体験からまとめる。
結論|大柄な人は高さだけで枕を選ばない
私が枕選びで重要だと感じたのは、次の4つだ。
- 仰向けと横向きの両方で首が無理のない高さ
- 頭を乗せても沈み込みすぎないこと
- 寝返りしても頭が落ちにくい横幅
- 汗と熱がこもりにくく、清潔に保てること
「大柄だから高い枕なら何でもいい」という意味ではない。枕の高さは、体格だけでなく寝姿勢やマットレスの沈み込みによっても変わる。
私の場合は、体重90kg前後・仰向け中心・寝返りで横向きにもなる・以前の枕が低すぎた、という条件で極柔の11cm側が合った。
| 私の使用条件 | 内容 |
|---|---|
| 体重 | 約90kg |
| 主な寝姿勢 | 仰向け中心、寝返りで横向き |
| 使用モデル | ヒツジのいらない枕―極柔― |
| 使用する高さ | 11cm側 |
| 使用期間 | 約2年間 |
| マットレス | NELLマットレス |
| 購入価格 | ネットで約22,000円 |

大柄な人が枕選びで確認したい4つのポイント
1.寝た状態で高さを確認する
枕は、店頭で触った感触や見た目の高さだけでは判断しにくい。実際に頭を乗せると素材が沈み、マットレス側も体重を受けて沈むからだ。
厚生労働省の睡眠情報でも、枕の役割はマットレスと後頭部から首にかけての隙間を埋め、身体への負担が少ない姿勢を保つことと説明されている。適した高さは一人ひとり異なる。
私は以前、低い低反発枕を使っていた。体格に対して高さが足りず、さらに頭の重さで沈むため、落ち着く位置を探して何度も動いていた。
極柔では11cm側を使用している。最初から完璧に慣れたわけではなく、違和感がなくなるまで約2週間かかった。枕を替えた初日だけで合う・合わないを決めず、痛みが出ない範囲で少し様子を見ることも必要だと感じている。
2.沈み込みすぎず、寝返りを邪魔しないこと
柔らかさと沈み込みは別物だ。
触ったときに柔らかくても、頭を支えた状態で高さが残り、動いたときに戻ってくれる枕なら寝返りしやすい。反対に、頭が深く沈んだまま戻りにくい枕は、向きを変えるたびに力が必要になる。
寝返りには、同じ部位が圧迫され続けるのを防ぎ、熱や水分の発散を調整する役割があるとされる。私にとって、寝返りのしやすさは枕選びで外せない条件になった。
3.肩幅に対して十分な横幅があること
大柄な人は、枕の高さだけでなく横幅も確認したい。
私は仰向けで寝ることが多いが、朝まで同じ姿勢ではない。左右へ寝返りしたとき、枕が小さいと頭が端へ寄り、無意識に中央へ戻ろうとしてしまう。
極柔は公式仕様で幅約60〜68cmの大きなモデル。大柄な私でも左右に余裕があり、寝返りした先にも枕がある。この安心感は、普通の枕から替えたときに強く感じた。
4.通気性と洗いやすさを確認する
頭の周辺が蒸れると、それだけで寝苦しくなる。身体が大きく汗をかきやすい人や、運動習慣がある人は特に確認したい部分だ。
極柔を使って驚いたのが通気性だった。約2年間使ってきたが、私は本当に蒸れを感じにくい。夏場でも頭の下に熱がこもる感覚がほとんどない。
私は枕本体を3か月に1回ほど洗っている。清潔に使いやすく、2年経った現在もへたりや変形はなく、新品に近い感覚を保っている。
体重90kgの私が極柔の11cm側を選んだ理由
極柔には9cm側と11cm側がある。私は高い方の11cm側を使っている。
理由は、仰向けで首を支えながら、横向きになったときにも肩幅の分を補いやすかったからだ。以前の低い枕では、横向きになったときに頭が下がる感覚があった。11cm側ではその違和感が少ない。
公式でも極柔は、シリーズの中で大きく厚みのあるモデルで、高めの枕が好きな人や横向き寝が多い人向けと案内されている。高さだけでなく、広さと支えられる感覚を含めて私の体格に合っていた。
極柔を2年間使って感じたメリット
- 11cm側なら大柄な私の首まわりを支えやすい
- 横幅が広く、寝返りした先にも枕がある
- 柔らかい感触でも沈み込んだままになりにくい
- 夏場でも蒸れをほとんど感じない
- 丸洗いでき、清潔に保ちやすい
- 2年使ってもへたりや変形を感じない
詳しい寝心地、首・肩の感覚、重さまで含めたレビューは別の記事にまとめている。
合わせて読みたい
▶ ヒツジのいらない枕―極柔―を2年間使った本音
メリット・デメリットとNELLマットレスとの相性を見る
購入前に知っておきたいデメリット
価格は約22,000円と安くない
枕として考えれば、22,000円は高い。合うか分からない状態では簡単に決めにくい金額だ。
私は毎日使う身体への投資として選び、2年使っても状態が変わっていないため納得している。ただし、価格だけで無理に選ぶ必要はない。
約3.2kgあり、持ち運びには向かない
極柔はかなり重い。ベッドの上でずれにくいのはメリットだが、カバー交換や洗うときには重さを感じる。遠征や旅行へ持っていく枕としては現実的ではない。
高い枕が苦手な人には合わない可能性がある
私は11cm側が合ったが、普段枕を使わずに寝る人や、低い枕を好む人には高く感じる可能性がある。
高さの好みが分からない場合は、4〜10.5cmで調整できる「調律」も候補になる。大柄という理由だけで、全員が極柔を選べばいいわけではない。
ヒツジのいらない枕3モデルを簡単に比較
| モデル | 高さ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 至極 | 8/10cm | 標準的な王道モデル | まず基本モデルから選びたい人 |
| 調律 | 4〜10.5cm | 14段階で高さを調整可能 | 自分に合う高さが分からない人 |
| 極柔 | 9/11cm | 大きく厚みのあるモデル | 高め・大きめが好きな人、横向きにもなる人 |
私は実際に極柔を使っている。他モデルについては公式仕様をもとにした比較であり、3モデルすべてを使用した感想ではない。
枕とマットレスはセットで考えたい
枕だけを替えても、マットレスの沈み方が変われば首の位置も変わる。
私はNELLマットレスと極柔を組み合わせて使っている。体重90kg前後の身体をマットレスで支え、首から頭を極柔で支える。この組み合わせが現在の私には合っている。
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極柔が向いている人・向いていない人
向いている人
- 肩幅があり、一般的な枕が低く感じる人
- 仰向けから横向きへ寝返りする人
- 広い枕で安心して寝たい人
- 低反発枕の沈み込みが合わなかった人
- 蒸れにくさや丸洗いできることを重視する人
- 長期間使える寝具へ投資したい人
向いていない可能性がある人
- 高い枕が苦手な人
- 普段から枕を使わずに寝る人
- 軽くて移動しやすい枕を求める人
- 最初から低価格の枕を探している人
- 高さを細かく調整したい人
まとめ|体格ではなく、体格と寝姿勢の組み合わせで選ぶ
大柄な人の枕選びでは、高さ・沈み込み・横幅・通気性をまとめて確認したい。
私の場合は、体重90kg前後、仰向け中心、寝返りで横向きにもなるという条件に、極柔の11cm側が合った。2週間ほどでなじみ、約2年間使った現在も、蒸れやへたりをほとんど感じていない。
ただし、大柄なら必ず高い枕が合うわけではない。使っているマットレスの沈み方や、普段の寝姿勢まで含めて選ぶことが大切だ。
身体づくりは、トレーニング中だけで決まらない。毎晩の睡眠環境も、翌日の身体をつくる大切な準備である。


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